植物的資源
歴史上の記載によると、金門はもともと樹木の生い茂った島であったのですが、元、明、清の歴代を通じての製塩、戦禍、濫伐などで、山はついに禿山と化し、風が吹くと砂が一面に舞い上がって風害をさらにひどくしました。金門島が今のように、緑したたる「海上公園」となったのは、1950年以降、島駐屯の軍隊と民衆が力を合わせて積極的に造林に励んで来たからで、2001年現在、金門の森林総面積は、6、000ヘクタール近くもあり、陸地面積の約39.8%を占めています。植えられた木は、トキワギョリュウ(モクマオウ)が約57%を占めてもっとも多く、つぎに相思樹(ソウシジュ)、松、ユウカリなどがあります。
金門国立公園には、自生植物と少数の馴化維管束植物、合わせて542種の植物種類があることが分かっています。その中で、台湾本島で見られない植物としては潺槁樹、ヤマナシ、ヤマカイドウ、マツヨイグサなどの17種があり、海辺近くの湿地では一面に生えたメヒルギが見られます。太武山区は、長期的に強い北東季節風をまともに受けてきた影響で、土壌が浅く薄いため、樹木は低く、大部分が10メートル以下の刺の多い潅木です。また、サボテンのように刺があって対空挺部隊の作用のある植物も、軍事的な必要性からよく植えられます。要するに、金門の植物種類は地縁的に中国大陸と密接な関係にあり、台湾とは大きな開きがあるのです。<関連情報>
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