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親子で本に親しむ空間を創出 乳山ビジターセンターで自然と出会う

内政部国立公園署金門国立公園管理処(以下、金管処)の乳山ビジターセンターは、2025年(民国114年)8月27日から一般公開します。今回のリニューアルでは、親子向けの読書スペース、潮間帯の生物を紹介する映像、鳥類標本展示を新設。多面的な展示手法により、来館者が金門ならではの生態環境を学び、自然の神秘に触れられる場をめざしました。

乳山ビジターセンターは民国92年の開館以来、金門の動植物と環境の相互関係を、楽しくわかりやすい展示で紹介してきました。民国106年には1階展示を金門の植物に焦点を当てて更新。今回は環境教育と展示の両機能を高め、親子の共読・共学に適した空間を整備しました。台湾各国立公園が刊行した絵本や書籍を揃え、精緻なビジュアルと言葉で、山や海へと誘いながら国立公園の魅力を伝えます。あわせて、金門の潮間帯に暮らすトビハゼ、スナガニ、シオマネキ、カブトガニなどや潮だまりの生物をテーマに、映像と平易な解説で形態・習性・棲息環境を紹介し、金門の豊かな生態の特色を立体的に描き出します。

また、2階の鳥類標本展示も同時更新しました。標本の多くは救護の過程で不幸にして命を落とした個体を活用し、展示を通して命の意味を継承しつつ、生態保全の普及につなげています。なかでも注目はカワセミの羽毛分解標本。小さなカワセミ1羽に2,451枚の羽があることを示し、頭部・背部・腹部・翼・尾の部位ごとに羽毛を分類・整列。飛翔・防水・保温・カモフラージュといった機能に応じて構造が異なる様子を一望でき、生存戦略の縮図として、自然界の進化の妙を実感していただけます。

金管処は、「温かみのある快適な空間づくりにより、親子で楽しく学べる雰囲気を整えました。暑い夏のおでかけ&避暑学習にも最適です。乳山ビジターセンターで、自然の不思議と感動をぜひ体験してください」としています。