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金管処が「台湾の湿地保全 交流講座」を開催 慈湖重要湿地周辺コミュニティと共に、保全への理解を深める

内政部国立公園署金門国立公園管理処(以下、金管処)は、慈湖重要湿地周辺の住民に湿地への理解と環境意識を高めてもらうため、2025年(民国114年)6月21日午前、「台湾の湿地保全 交流講座」を開催しました。長年にわたり湿地保全に取り組む高雄市野鳥学会の林昆海・総幹事を講師に迎え、会場の双鯉湿地自然センター視聴覚室で、金寧郷の湖峰・古寧頭・西浦頭コミュニティの住民と台湾の湿地保全の現状を共有し、約50名が熱心に参加しました。

本講座は、金管処が慈湖重要湿地周辺の各コミュニティ発展協会に呼びかけ、住民が自然生態系における湿地の役割と、台湾に残る貴重な湿地資源について学ぶ機会として実施したものです。林総幹事は、台湾各地の湿地が持つ特色を紹介しつつ、湿地の重要な価値と開発とのせめぎ合いについて解説。さらに、太陽光発電開発による転用、湿地面積の縮小、外来種の侵入など、台湾の湿地が直面する複合的な脅威にも言及し、クロツラヘラサギなど希少種の生息地が徐々に失われ、生存が危機に瀕している現状をわかりやすく伝えました。

終盤には質疑応答とクイズ形式の抽選会も行い、参加者との双方向の学びを深めました。金管処は、今後も慈湖重要湿地に関するイベントを継続して実施し、より多くの方に保全活動へ参画していただきたいとしています。今回の講座は、住民の湿地への理解を高めただけでなく、地域における持続可能な発展を推進するうえでの大きな一歩となりました。