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銅牆山営区がグランドオープン 古崗エリアの戦役史跡に新たなハイライト

内政部国立公園署金門国立公園管理処(以下、金管処)は、2025年(民国114年)5月27日に「銅牆山営区」の開所式を実施しました。銅牆山営区は金管処が一般公開する第47番目の拠点であり、その修復と公開は、古崗地区における全く新しい戦役史跡の見どころであると同時に、戦役史跡の保存・維持に対する金管処の強い決意を象徴するものです。

銅牆山営区はW057拠点としても知られ、花崗岩を積み上げた雄大な堡塁が特徴です。拠点内には営舎・庫房、さらに二層式トンネルなどの施設が残され、そのうちの一つのトンネル出口には「誠實」の二字と「民国四十九年」「陸軍五八師一七四團一營一連一排全体官兵建」という落款が現存しており、築造年や部隊を物語る高い保存価値を示しています。かつてここは金防部の防護射撃デモ拠点の一つで、60迫撃砲、.50機関銃、57mm対戦車砲、105mm榴弾砲(2門)を配備し、強力な火力を誇りました。時代ごとの改修工事を経て形成された複雑な地下トンネル網は、「戦力を地下に潜ませる」という戦略方針を体現しています。今回の整修では、当時この地で服役した王建元氏が提供した貴重な資料をもとに、写真やオーラルヒストリーを活用して、かつて「南海の雄関」と称された風格を再現しました。

金管処によれば、開所式のガイドは、元・陸軍金門防衛指揮部 人事行政処長(上校)の范姜輝氏がボランティア解説員として担当。軍史、兵器の操作、拠点配置の戦術に精通する同氏は、かつて陸軍歩兵第158師の連長を務め、まさに**銅牆山営区を構築した「誠實部隊」**の出身。専門的かつ臨場感ある解説により、来賓は銅牆山営区の守備原理や兵器運用について、より深く理解を深めました。

また、この日には古崗社区発展協会の招きで、林棋楊連長、王培良連長、陳国榮班長、林柏瀚班長、王建元上等兵の5名の、かつて翟山連で服役した元兵士が“帰郷”しました。王建元氏は民国80〜82年(1991〜1993年)に銅牆山営区を守備した際の記憶として、越境漁船の排除に60迫撃砲や**.50機関銃を度々用いたこと、翟山連の守備範囲がW051〜W057の各拠点と26・赤山の2つの伏撃哨に及び、連所属の全拠点を支援したこと、軍務期間中に電話カードを200枚使い切ったことなどを振り返り、銅牆山営区への再訪に感慨深い思いを語りました。厳しい戦備任務の中でも、戦友と苦楽を分かち合った絆**は今なお色濃く残っているとのことです。

さらに金管処は、古崗地区の重要な戦役・人文史跡をつなぐ取り組みとして、「《獺踏古崗》— 金門国立公園・古崗区史跡探索」popworld リアル謎解きゲームを同時展開します。「古崗楼」「古崗集落」「翟山トンネル」「銅牆山営区」「梁山観止歩道」を、分かりやすく楽しい体験で来訪者に紹介。ゲーム内のアイテムを集めると協力売店での割引特典が受けられます。皆さまのご参加をお待ちしています。