国立公園署、戦役史跡の修復・活用を継続推進 金門国立公園「賈村戦技体験フィールド」オープン——旧営区に新たな命を
内政部国立公園署金門国立公園管理処は本日(27日)、「金門国立公園 賈村戦技体験フィールド」開所式を執り行いました。国立公園署の王成機署長は、金門国立公園は我が国で初めて歴史文化資産の保全と戦役の記憶の継承、そして自然生態の保護を兼ね備えた国立公園であり、園区には豊かな戦地文化資産が残されていると述べました。金管処は2022年度(民国111年度)から金門県政府と手を携え「金門亮点計画」を推進し、2024年12月に賈村営区の修復を完了。国軍の戦闘訓練場としての歴史的風貌を再現し、来園者の体験に供することで、地域観光の振興につなげます。
王署長の説明によれば、園区内の賈村営区は1960年代半ば、国軍が当時のベトコン村を模して整備した村落型の戦闘訓練場です。訓練では兵力・火器による突入に加え、心理戦の呼びかけ(心戦喊話)も併用して村落攻略の目標達成を図ったことが特徴でした。修復・活用後の「賈村戦技体験フィールド」には、ゼロイン射撃場、核・生物・化学(NBC)訓練展示センター、ガス体験室、家屋捜索区、地下坑道、地形・地物活用エリア、手榴弾投擲エリアを備え、さらにリアル謎解きゲームも導入。開所後は自由見学に加え、申請によりレクリエーション活動の会場としても利用できます。
また金管処は、金門観光の発展を後押しするため、2022年度以降、サバイバルゲーム、射撃体験を核とした環境教育、「小兵日記」子ども向け軍事体験キャンプ、「八二三夜行軍」や「古寧頭戦役75周年行軍」など、動的な戦役体験プログラムを相次いで実施。さらに金門県サバイバルゲーム運動協会と連携し、中山林・乳南第三営区を活用した2024年の「同島一命,決戰金門」サバイバルゲームも開催するなど、民間団体・事業者とともに帯状の体験フィールドを創出し、来訪者の誘致と地域観光の活性化を図っています。
本日の式典には、王成機・国立公園署署長、立法院・陳玉珍委員事務所の董家瑋主任、金門県政府の李文良副県長、行政院金馬連合サービスセンターの呉増允執行長、陸軍金門防衛指揮部の譚逸群政戦副主任のほか、金管処のボランティア・職員が出席しました。