2025年金門坑道音楽祭 国際級のステージ 内政部:東西の響きが交わり、唯一無二の戦地文化体験を創出
内政部国立公園署は本日(18日)、翟山トンネルで「2025年金門坑道音楽祭」を開催しました。今年で17年目を迎える本イベントは2日間にわたり、全6公演の限定プログラムを実施。今回は、日本の著名ソプラノ・宮地江奈、テノール・王典、国宝級の京劇芸術家・魏海敏を招き、弦楽四重奏と共演。西洋声楽の高揚と東方京劇の気韻が坑道の残響の中で溶け合い、戦地の雰囲気をたたえた芸術文化の饗宴を観客に届けました。
内政部次長の董建宏氏も招かれて出席し、来場者とともに、しなやかな響きと独特の坑道空間に没入。2日間の華やかなステージには計1,200名が申込み・参加しました。本イベントは、金門と国際芸術界をつなぐ架け橋となるだけでなく、音楽を通じて戦地文化の厚みを示し、参加者が芸術の饗宴の中で金門ならではの歴史的価値を体感できる場となりました。
内政部によれば、国立公園署・金門国立公園管理処が民国98年(2009年)から開催してきた金門坑道音楽祭には、これまでに延べ24,000人以上の音楽ファンが参加。ソフトな芸術文化プログラムを継続することで、金門特有の戦地文化を深め、翟山トンネルを象徴する唯一無二のイベントへと成長し、金門でも指折りのブランドイベントの一つに躍進しました。初日の公演では、2025年日本ツアーのソリストで、現代で最も将来有望な声楽家と評される宮地江奈と、国内を代表するテノールの王典が、『ラ・ボエーム』『トゥーランドット』『椿姫』など名作オペラの名場面を披露。情感の張力に満ちた歌声で観客を魅了しました。
内政部はさらに、金門が古寧頭戦役や八二三砲戦など幾多の戦役を経て、独自の戦地文化と景観を形成してきたことに言及。坑道音楽祭は、軍事拠点の保存・再活用に芸術・文化を結びつけた好例であり、環境教育と観光振興のハイライトとして、重要な戦役史跡の保存と価値の継承に資するとともに、島の文化体験と持続可能な開発を一層深める取り組みだと述べました。