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金門国立公園の2021年度高校生向け生物多様性科学教育講座の定員は25名、本日より申し込み開始

日付
2021-08-31
真夏の太陽が照り付ける中、金門国立公園の講座を受講する現地の高校生は、金門国立公園の担当者とともにゴム靴を履き、北山の牡蠣養殖場のひんやりとした干潟に入り、潮間帯の生物に対する知識を深め、金門の貴重な伝統的岩牡蠣文化を体験できます。金門国立公園管理処と海洋委員会海洋保育署第十二海洋保育作業所は、2021年9月18日と19日、「金門国立公園の2021年度高校生向け生物多様性科学教育講座」を共催します。今回の定員は25名です。本日より申し込みの受付を開始いたしますので、金門地区の高校生の皆様は、奮ってご応募ください。

今回の講座では、金門地区の伝統的な岩牡蠣文化の関係機関がパートナーシップを組み、受講生に対して、潮間帯の生物を観察記録するための専門的なスキルをレクチャーし、金門の潮間帯における生態資源と生物多様性に対する知識を深めていただきます。また、経験豊かな牡蠣養殖業者が北山の牡蠣養殖場にご案内いたしますので、受講生は、自然の資源を上手く活用した伝統的な現地住民の暮らしとその生活文化の有り様を知ることができます。講座の最後には、怪我をした動物を保護する取り組みの経験と提言について、金門県野生動物救援保育協会から説明を受けます。受講する高校生にとっては、生き物の観察と記録、岩牡蠣文化の体験、怪我をした野生動物の保護の実例を学び、理解を深め、環境に強い関心を持ち、資源の持続可能性に目を向け、人と自然が共生する調和のとれた関係を大切にし、かつ維持するにはどうすべいか、その方法を考える機会となります。また、2021年の国際生物多様性の日のテーマである「"We're part of the solution #ForNature"(私たち自身が解決の鍵)」に呼応して、将来を担う現地の人材を段階的に育てることとなり、自然保護の取り組みが普及し、環境調査とモニタリングの一助となることが期待されています。

「金門国立公園の2021年度高校生向け生物多様性科学教育講座」は、金門地区の高校生を対象として募集いたします。定員は25名です。本日より申し込みの受付を開始いたします。講座内容の詳細と申し込みに関しては、https://reurl.cc/kZWozKをご覧ください。講座の受講にあたっては、マスク着用を徹底し、ソーシャルディスタンスを保ち、環境保護のため、マイ箸・マイカップをご用意ください。今回の講座は、新型コロナウイルス感染症感染拡大の状況や天候によって変更する場合があります。講座に関して、ご不明な点等がございましたら、082-313175(担当:陳)までお気軽にお問い合わせください。