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金門国立公園管理処と古寧頭小区発展協会がビーチクリーン活動を共同で実施

日付
2021-12-10

金門国立公園管理処は、園内の各区域間の協力関係と相互の連携を強化し、民間団体の資源を効果的に取り入れるため、2021年12月8日午前、古寧頭小区発展協会と共に、安東一営区海岸において、ビーチクリーン活動を実施しました。古寧頭小区発展協会のほかにも、内政部警政署保安警察第七総隊第四大隊金門分隊および金門国立公園管理処の職員、外部委託先の清掃員等、総計150名ほどが参加し、合計約1,000 kg余りのゴミを回収いたしました。

海洋生態系の保護は、現在、世界的にも注目の話題となっており、特に海洋ゴミは、最優先で取り組まなければならない課題となっています。金門国立公園管理処管内の海岸線は40.43 kmであり、中国大陸やアモイの九龍江流域と向かい合っているため、漂流ゴミが潮汐によって金門海岸に漂着しやすい地形となっています。金門国立公園管理処は、海岸線のクリーンな環境を維持するため、2014年以降、毎年、約600万元の漂着ゴミ処理費用を計上しています。また、2020年は、「向海致敬(海に敬意を払う)」政策を実行に移すため、別途、「向海致敬」の経費として、行政院から350万元の予算を獲得し、海岸の漂着ゴミの清掃範囲を拡大しました。2021年には財政部国有財産署北区分署金馬事務所と協力し、未登録地を清掃範囲に組み入れるとともに、清掃の頻度を増やし、清掃作業を外部に委託し、漂着ゴミの清掃を定期的に実施しています。

金門国立公園管理処は、「ビーチクリーン活動を通して、園内の各海岸が常に美しくクリーンに保たれ、リゾート環境の質が向上し、人々が海洋の生態系環境の保護に強い関心を寄せるようになり、海洋資源を大切にして、子や孫の世代が大自然の恵みという貴重な財産を永久に享受できるようになることを期待しています」と述べた。


画像:ビーチクリーン活動を提唱する金門国立公園管理処の鄭瑞昌処長
画像:ビーチクリーン活動を提唱する金門国立公園管理処の鄭瑞昌処長