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森林の生態系を守るべく、金門国立公園管理処では植林を推進しています。

日付
2022-03-10

金門国立公園管理処のスタッフが、植樹節を目前に控えた3月10日、クスノキ、ナンキンハゼ、タンカラック、クサトベラ、ツクバネウツギ、マメナシ、エノキ等、約800株の原生種を植栽しました。林相の整理と植林を通じて中山林の生態系の復元に取り組んでいます。

森林資源と自然景観に恵まれた中山林は、児童遊戯施設や自転車道・歩道が整備されていて、親子連れをはじめ、人々のレジャーに最適な場所だと金門国立公園管理処は言います。近年、マツ材線虫病のために森林地区のマツ枯れが進みましたが、金門国立公園管理処は、被害の拡大を防ぐために病気で枯れた木を伐採除去し、一部の区域を開けた林地にしました。今回、植林地に植栽するのはこの苗木栽培地で長期間育てた原生木の苗で、その木に適した場所に植樹し、複層林を作るかたちで森林面積率を高め、景観を良くし、人にやさしい快適で優れたレクリエーション環境を作ろうとしています。