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気候変動の緩和のため 金門国家公園管理処による中山林植樹CO2削減活動

日付
2023-03-09

近年、気候変動の深刻化にともなって地球の平均気温が上昇し続けています。金門国家公園管理処は、炭素排出実質ゼロを目指す世界の動きを受け、植樹節を目前にひかえた3月9日、内政部警政署保安警察第七総隊第四大隊の職員の方々と協力して中山林でCO2削減のための植樹を行います。

森林は、水源を蓄える、国土の安全を守る、空気を浄化する、気候を調節する、景観と憩いの場を提供するといった働きをしています。また、樹木は光合成によって大気中の二酸化炭素を吸収固定して酸素を放出します。森林の炭素貯留機能は、炭素排出量の削減、地球全体の温室効果ガスのコントロールのために大きく貢献しているのです。

春雨の時期を迎え、地球を守るために少しでもできることをしたいとの思いを胸に、金門国家公園管理処では、同処の保有する苗畑で育てた苗木を選び、職員たちでマメナシ、クスノキ、ナンキンハゼ、ハマビワ、トベラ等の原生樹約233株を植えます。中山林の広大なパークは複数の遊歩道を有し、自然資源が豊富で四季折々の風情を感じることができ、金門の人々、親子連れに人気のレクリエーションスポットになっています。中山林ではマツノザイセンチュウの問題がありましたが、近年gは金門国家公園管理処の防除策が功を奏してコントロールされています。同処は、今後も引き続き林相の管理や植樹造林に努め、土地に適した樹木を植えて複層林を造成するかたちで森林被覆率を高め、景観をさらによくしながら、中山林の生態資源を復元し、人々が快適に過ごすことのできる憩いの環境を作っていきたいとしています。