金門国家公園管理処では、サバイバルゲームの推進と駐屯地活用の広報を強化するため、より多くの人々にイベントに参加してもらう取り組みを続けています。2023年4月15日（土）午前に中山林賈村駐屯地で開催される「サバイバルゲーム普及教育訓練イベント」には、国立金門大学の留学生や金門家庭扶助センターにいる青少年も参加します。今回のイベントで国際交流の場を作り、公益的な教育・娯楽サービスを提供できればと願っています。
今回のイベント会場の賈村駐屯地は元々軍の各・生物・化学戦対処訓練場および都市戦訓練場所だったところで、ベトコン村を模して造られた村落戦闘訓練地です。イベントはサバイバルゲーム対戦とスピード競技射撃からなり、サバイバルゲームは対抗射撃、スピード競技射撃は標的固定選手移動方式の射撃でスコアを競います。射撃に関わるテーマを深掘りするカリキュラムも用意しており、人々に金門の特殊な生活風景・軍事文化・歴史背景を知ってもらい、軍事施設に触れ、軍事の雰囲気を体験してもらえる内容になっています。金門のアウトドアレクリエーションの環境の中で、広い視野と枠にとらわれない思考で戦いの空間としての金門の存在意義を考え、国家公園の理念を知るいい機会になることでしょう。
金門国家公園管理処は、本年度のイベントとして、今後さらに4ラウンドを予定しています。日程は5月13日・6月10日・9月9日・10月14日、各ラウンドの応募定員は40名、12歳以上65歳以下の方にご参加いただけます。親子そろっての参加もお待ちしています。イベント参加申込要項および関連URLについては、金門国家公園のサイトにアクセスし、最新情報をダウンロードしてください。（https://www.kmnp.gov.tw）