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観光地の景観を守るため、金門国家公園管理処は、同処管轄区域の植物や各施設に文字等を彫刻しないよう観光客に協力を呼び掛けています。

日付
2023-08-18

昨今、北山放送壁(宣伝放送スピーカー)付近にあるリュウゼツランの葉に記念の文字が彫られているのを目にします。金門国家公園管理処は、管轄区域内で花や木を採ったり、植物や天然の景観、施設に記念の文字を彫刻したりすることは、国家公園法および金門国家公園区域内の禁止事項の規定に反する行為であり、見つけ次第、告発・処分するとしています。

リュウゼツランとサイザルアサは軍事施設でよく用いられる防衛植物であり、軍の長年の栽培により、今や金門地区の重要な軍事景観の一部となっています。金門国家公園管理処管轄区内の軍事駐屯地では、軍事施設の元の姿をできるだけ維持するため、ハードとしての施設を修繕するだけでなく、軍で栽培しているリュウゼツランとサイザルアサを極力そのままの状態に保つようにしています。

金門国家公園管理処は、管轄区域の植物の葉や木の幹、岩石、その他公共施設に文字や模様を刻んだり、ペンキを塗ったりすると、植物を傷めたり、観光地全体の景観を損なったりすることになるので、今後も引き続き保護と巡視を強化し、以上のような状況が見られた場合は、直ちに告発・処分するとしており、公園の美しい景色を守るためにも、一時の遊び心で法に抵触する行為をしないよう人々に呼びかけています。