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登山の安全を確保するため、金門国家公園管理処は、太武山区国有地の非開放登山道に個人が設置した登山ロープを撤去します。

日付
2023-09-20

金門国家公園管理処が公示している太武山の3つの開放登山道、「太武山登山歩道(玉章路)」、「蔡厝登山步道」、「斗門登山古道」は、定期的に維持管理され、適切な案内表示と道標が設置されています。登山される際は、これらの開放ルートを利用してください。

金門国家公園管理処の管理する太武山区の国有地において、個人が規則に違反して設置した登山ロープが発見されました。金門県消防局による巡回調査により、大山段の地番381-3、370-1、擎天段の地番99-1において個人の設置したロープが確認されましたが、これらのロープの誤った使用による事故を防ぐため、金門国家公園管理処では、金門政府が2023年5月5日に招集した「太武山開放登山区域検討会議」の結論事項にしたがい、登山の安全を確保すべく、個人が設置したロープを撤去することとしました。

太武山は特別景観区です。金門国家公園保護利用規制原則の規定により、特別景観区の特殊資源を守るため、訪れる人が登山道や景観地帯を離れること、区域内で樹木の伐採や塗料の吹き付け等の森林破壊行為をすること、勝手に人工物(例:登山用ロープ)を設置することは禁じられています。金門国家公園管理処では、上記規定にしたがい、既に太武山開放登山道に警告表示を設置しています。太武山の開放登山道を外れて登山活動をして事故が発生した場合には、国家賠償法の規定により、国は賠償責任を負わず、個人の自己責任となりますので、登山活動に従事されるときは必ず安全ルートを利用してください。