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『2022年金門坑道音楽祭』の参加申込を8月19日14時から受け付けます。皆様のご参加をお待ちしています。

日付
2022-08-18

金門坑道音楽祭はまもなく14年目を迎えます。今年は10月15日から16日まで6ラウンド開催する予定です。同音楽祭のオンラインでのチケット販売は8月19日(金)14時から開始します。申込費用はおひとり200NTドルです。坑道でコンサートを楽しみたい方、絶対にこのチャンスを逃さないでください。

今年の金門坑道音楽祭は、京劇の大家朱陸豪氏、メゾソプラノの翁若珮氏、琵琶奏者の陳昱蓉氏をお招きし、芸術総監督のチェロ奏者張正傑氏と同氏率いる弦外之音室內樂集のメンバーであるバイオリンの大家蘇顕達氏、期待の新世代奏者許淑婷氏、国家交響楽団のビオラ首席奏者黃瑞儀氏とのコラボレーションでお送りします。

1日目のプログラムの目玉は、京劇の大家朱陸豪氏による京劇『覇王別姫』の中の『垓下の歌』です。西楚の覇王である項羽が「わが力は山をも動かし、わが気迫は世界をも覆うほどに強大だが、それでも失敗したこと」に対して感じた無力感と悲痛を伝統戯曲の節に乗せ、悲しみと怒りを表現しながら歌いあげます。特別に編曲された弦楽四重奏を背景にしており、銅鑼と太鼓の演奏を背景とした伝統的京劇とは異趣を異にしますが、項羽の内心世界がありありと表現されます。

2日目のプログラムでは、琵琶奏者陳昱蓉氏が名曲『十面埋伏』を演奏します。琵琶の力強い音色で陣太鼓・軍用ラッパ・馬の蹄の音等が表現され、矛と盾、また、矛と刀がぶつかり合う音も伝わってきます。急展開の曲調は素晴らしく、聞く者をはらはらどきどきさせます。西洋と中国の音楽が融合したまったく新しい演出となっています。

金門国立公園管理処からのお知らせです。翟山坑道は場所的に極めて特殊であるため、参加者の皆様の安全とコンサートのクオリティを考え、各ラウンドとも定員200名とします。本年度の音楽祭は、チケットを購入いただいてからご入場いただくかたちをとりますので、「PENTIX両庁院文化生活チケット販売システム」からお申込みください。満7歳以上であればご入場いただけます。7歳から12歳のお子さまが入場される場合は、大人の方の付き添いが必要となります。また、会場までは階段が多いため、ご高齢の方やお身体の不自由な方は、移動の際の安全をご考慮ください。

今年の音楽祭では、6ラウンド開催を予定しています。10月15日と16日、それぞれ3ラウンド開催します。第1ラウンドは午前10時から10時40分まで、第2ラウンドは午前11時30分から12時10分まで、第3ラウンドは14時から14時40分までです。

同イベントのチケット販売は8月19日(金)14時から開始し、10月7日(金)17時締切とします。入場ご希望の方は、「OPENTIX両庁院文化生活」チケット販売システム(https://www.opentix.life/event/1545244116913610752)でお申込みが可能です。オンラインで購入される場合は、まず、チケット販売システムで会員登録してください。両庁院の実体チケット売場で購入される場合は、インターネットで各県・市の両庁院チケット売場の情報を検索していただくか、または、お電話(02-33939888)にてお問い合わせください。

音楽祭についてご質問がございましたら、営業時間内に運営組織までお問い合わせください。お問い合わせ先は、082-313185、解説教育課の蔡先生です。関連情報は、金門国立公園管理処のサイト(https://www.kmnp.gov.tw/)またはFacebookのファンページでご確認ください。